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お線香と灯明

お香・灯明には種類があり、それぞれ意味もあります。

今朝の本尊灯明の施主、毎朝皆さんより供えられた灯明をご縁のまま順に灯します。

前日の施主

よくローソクは色々案内をいただくが意味があるのかと聞かれます、本尊灯明は御本尊様の御教えを人々に遍く照らし、その功徳により願意のご利益を頂戴します。

業厄払いのローソクは、お申し込みされた御自身の為の明かり、暗闇を彷徨うことなく浄らかな心を誓う明かりでもあります。

お彼岸やお盆の御回向・御供養のローソクは、御先祖様や愛おしい亡人々、動物達へ施主の優しい思いを届ける明かり、その他、目的に合わせ意味のある供物のひとつなのです。

電気の明かりも安全でよいかもしれませんが、ローソクを灯し座っていると心が暖かくなってくるのは、きっと御本尊様・御先祖様と感応しておられるからだと思います。

また、御本尊様へ長いお線香を祈る毎に供えます、香りをお届けするのは勿論のこと、私自身への行いを考えます。

線香の徳という言葉を聞いたことはありませんか。

・まっすぐな線香のように、正直に誠意を持って行う

・豊かな香りの如く、気持ちよく行う

・火をつけると最後まで消えない、つまり終わりまでサボらないこと

・火は熱いです、何事も情熱を込めて行う

・燃え尽きて形骸を残さず、行いに恩を着せないこと

疫病退散を祈り、風が強く冷え込みはじめた外、清々しく可憐な水仙が開花!!

暖かくしてお休みくださいませ。

 

 

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