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棚機(たなばた)

今日は棚機、七夕とも言われます。

謂れに諸説あります、乞巧奠の話から五穀豊穣、最近では笹竹へ願い事を書いてというのもあります。

個人的に棚機のお話が胸にストンと落ちる気がします。

田植えが終わり、梅雨の季節は何かと病や災難が増え、神様への布を織る機織りの棚を身を清めた娘さんが川に掛け、邪気や病・災難を糸に絡ませた布を川に流す「災難避け」のひとつと聞きました。

その間、男性と交際は禁じられ….

稲の花が咲く頃でもあり、虫や病が付かないよう願う意味もあったようです。

本来はお盆のころとされていましたが暦が変わり、現在の七月七日となったようです。

一年の行事はひとつに繋がると思うのです、本日参加の皆さんへお話させていただきました。

時代と共に意味合いが薄れ、とても残念ですね。

本日、手術の方より「無事に終わりました、ありがとうございました」麻酔から覚めたご本人から連絡をいただきました。

棚機そうめんを供えました、この月だけのそうめん、天の川と七つ星、手毬麩を三世に見立て、胡瓜の棚を渡し役目を果たした織姫と彦星が出会う…

諸説の中で我が家に伝わる話、子供のころは色の付いたそうめんが特別美味しいように思えました(笑

七夕(しちせき)も、芒種の十三枚塔婆から道分け、七夕、夏安居・お盆、地蔵盆へと続き、神仏への畏敬を伝統的に子々孫々伝えられ、幸せへの戒めとしたのですね。

被災地におられる信徒さん、心細いのではないかと案じ、大事ないことを願っております。

甚大な被害がニュースで見る度、切ない思いが胸を貫き、そばにいてあげられない身の苦しさ、いつの災害にも思う。

岐阜県も大雨の警報が出て、明日はさらに雨量が増えるようです、どうぞ皆様方も安全に留意されますよう、お願い申し上げます。

 

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