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非日常から日常

各務原市の気温は39度まで上昇、重衣の暑さも本尊様御前では暑さを知らず、懇ろに御回向・ご祈願の際は暑さも忘れ、御仏の御加護を賜ります。

午後からの雷神さんライブ、その合間を消防車が数台上り下り、赤いランプをクルクル回し、けたたましいサイレンを鳴らす。

落雷し山火事になる場合があり、今日の落雷はシカッ!! ドン!!  !シカッ!!!ドォ〜ん!!と賑やかすぎ、警備や巡回を随分増やしてくれました、有難いことです。

事務方も泊まり込みで、境内地の水撒きを手分けして、上は枯れても根っこを絶やさない、ご先祖さまを絶やしてしまうと戻りません、真伝は葬儀を依頼されることは少ないのですが、初七日から四十九日まで一切の短縮をしません。

しかし、巷では葬儀の同日に初七日、ひょっとすると四十九日まで同日という、俗名で僧侶はいらない家族葬なんていうのもあるそうです。

どんな風にしたいのか施主さんが決めればよいのです、が、全部せずに「先祖は成仏してますか」反対の立場ならばどうでしょうか、曲がりなりにも「はい」とはいいかねます。

終戦後間もなく亡くなられたご両親、戒名もなく日常の名前が過去帳にありました。

大事な両親、その当時は貧しく戒名をつけてもらわなかったそうです、会いたいのに夢にも出てこず、寂しくて私を訪ねて来られました。

事業が成功し、先祖が俗名だからやり直す方法を尋ねてきました、それは亡者も生者嬉しいことです。

どの時代も迷信に惑わされ、悩んでおられる、幾許の布施でなんとかしたい、ルーツを知るだけで感謝の気持ちですね。

過去帳を見られたかと思いますが夢枕へ、三日三晩お二人の笑顔をご覧になったそうです。

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