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畏怖

12月8日から2月8日のもっとも重要な期間、ものの怪が跋扈するのですから恐ろしい。

土を作り、種を蒔き、寒さや風雨、暑さに耐えぬき育てた「綿」一年掛かりの供物のひとつ、この他にも五つ供物として調えます。

お日様の力をいただき乾燥、タネを取り、さらに乾燥させ、竹弓を使い綿打ち….

申し込み者から届けられる供物「財」を和紙に包み封印、その上から朱文字の施主名を記し(連名ではできません)除けの特別な竹籠へ入れます。

2月8日が過ぎると内陣の人目に触れないところへ安置されます。

ものの怪は人が最も畏れる類ですね、だから1年間自然と向き合い、手間隙を惜しまず育てたものを使い供物とします。

 

 

 

 

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