越冬
朝夕の寒暖差が激しいこの頃
落ち葉を掃きふとサザンカに動くハチ、もしや死んでいるのでは….
息をするのも辛そう、微かにお腹が動いている、羽はしぼみ、お尻の針も出始めている。。。
それでも女王蜂の越冬のため、しがみつき蜜を求めている、諸行無常の風が吹く
こちらもよく見ると芋虫のような、ずいぶん前から居るらしく、見つけた人から報告があり「寒いのに頑張っているね、落ちないで」と心配する声も
最後のひとひらのシーンを思い出す、葉っぱの枝あたりにてんとう虫かな、益虫・害虫に関係なく自然の中で命を重ねている、間も無く凍りつきそうな日が来るなかで生きている
次世代へ繋げる艶やかな姿
姿を変えたあとの下でしか生きられない命もある
祭りがなくなり、葬送も簡素、結婚の儀式も失せ、冠の節目も形骸化
命は平等、人と獣の区別には大きな差があることを忘れてはいないだろうか
冠婚葬祭をしっかり伝えなければと深く考える
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