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お薬師さま

水源整備への和慧プロジェクト喜捨をいただき、記念のお印をつくっていただきました。

国宝浄土寺 塔頭 歓喜院のお坊さまへお願いいたしました、巡り巡っての不思議なご縁です。

国宝阿弥陀如来様を知るきっかけは全国の国宝シリーズのVHS、その中にいらっしゃった阿弥陀仏と自然彩光を取り入れたお堂、いつか本堂建立するとき自然の光を活かしたいと思っていました。

まさかの衝撃を受け、いつか訪ねこの目で観たい….、ときは流れ秀和阿闍梨が寺に戻り、四国の参拝より戻る途中「折角だから同期のお寺へ行きませんか」そしてお参りしたお寺「浄土寺」でした。

もちろん心に秘めていた阿弥陀さんのことは阿闍梨も知らず、同期の友人のことも話さない秀和阿闍梨、お互い驚きと感動に包まれた一瞬。

秋の浄土寺参拝を思い二度目のお伺い、阿弥陀さんをお祈りし薬師堂へ入り、お話を伺い終わりかけドォーン!!ゴロゴロピカッ!!これでもかというくらいの大雨、お堂に雨が降り込まないよう折り戸が全て降ろされました。

真っ暗闇の中、横殴りの暴風雨と雷鳴が轟く、暗闇に目が慣れてくると薄っすら二人の僧侶が扉を半分開けてくれ、スゥーッと暗闇を照らし…

仏の世界は多くの言葉より霊験なり、ほどなく空は晴れ三度目のご縁を待ち続けているところです。

コロナウィルスが流行り、ときとして時は残酷な一面を持ち伸びた背筋も前屈み気味、開拓からはじまった寺も整備へと前進、過酷な肉体重労働が待ち受ける水源整備を決断、先延ばしにできない閼伽井戸へ和慧プロジェクトを再度立ち上げ、喜捨の声がけに応じてくださった方々へ感謝を申し上げます。

水神様をお祀りする標までにもうひと息、しかし、秋までには鎮座できるよう共に精進し、先ずは水源整備は完了。

同時に病の多い年、善男善女の積善のお印として文頭のご縁となりました。

そして文頭の写真、私への贈り物ですと真伝のお薬師さんをつくってくださいました、ありがたいことです。

お顔の表情もそれぞれ可愛らしい、ひとりサングラスの子は私からのお願いで頂戴いたしました(*^^*)

どなたのところへ行きたいと仰るのでしょうか、それはそれとてご縁です。

喜捨とは、惜しむ心なく,喜んで財物を施捨すること。

施捨は仏・法・僧の三宝を守るためでもあり,また財物に対する執着や物欲から離脱させる意味もあります、無理をせずできるときにできるだけ、巡り巡っていつか回ってくるご縁。

合掌

 

 

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