線香の五徳
行いを線香たとえてあるのを知っているだろうか。
明日、泊り込みの参拝をされる方々がいらっしゃる。
折角なので書き留めておきましょう。
線香には五つの特徴があります。
・まっすぐに燃える
・よい香りが立ちます
・火をつけると終わりまで燃える
・火は熱い
・燃え尽き灰になる
皆さんは数や縦・横にこだわる方が多い、また、線香を持参される方もおられます。
大概のお寺さんでは香りを大切にいたしますので、寺の線香をお使いいただいております。
書けば長くなりますので少しだけにしましょう。
・正直に誠意を持って行う
・気持ちよく行う
・はじめたら終わりまで行う
・情熱を込めて行う
・行いを恩に着せない
また、お祈り前に親切な行いもあり、お参り前の玄関先を掃いてくれる、花に水を撒いてくれる….
蜘蛛の巣を払ってくれる、草取りを行なってくれる。
それから御本尊様へ、線香・灯明・供物を供えお祈り致します。
お花はお寺へ供花料を先に収め、月命日・祥月命日あるいは盆正月、春秋彼岸法要・御縁日などへ申し込みの際に日にち指定していただき整えます。
花を贈り、片付けは寺へ任せる、供物ではなく置き場所としてしまう行為になっていないでしょうか。
お近くの方でしたら持参された花を自分で活けられ、片付けもされていきます。
いろいろなことに、様々な教えがあります。
線香の長短・縦横・本数などを気にされる前に、線香の徳を考えて見てはいかがでしょう。
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