山さらい
朝の蓮鉢凍ります、明朝の予想気温マイナス2℃ということは、お山の気温は間違いなくマイナス4℃かしら。。。
朝日が昇る頃、寒さが緩み嬉しそうに目を細めるテラ
ひっそり華やかに咲いているクリスマスローズでした(ぐんまちゃんありがとうございます)
花粉症によいとお気遣いの品々、ありがとうございます。
お味噌は御本尊様へのお供えにと記されておりました
さて、表題「山さらい」所謂、山整備です。
昔々、あるところにお爺さんとお婆さんがおりました
お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へ….
この柴刈りとても大事です、燃料目的だけではなく、山火事を最小限で止めたり、大雨の土砂崩防止にも大切な仕事なのです。
春の嵐と言われるように気温差が激しく、風が強く乾燥しますから、火が入れば瞬く間に燃え広がります。
大木が元に戻るまで四、五十年は掛かるでしょう、大雨ともなれば一気に土砂と里へ流出します、大変な作業のうえ賃金が見合わないため、人も技術も置いてきぼり。
結果、自分たちへ返ってくるのです、山を育てなければ治水も上手くいかず、大水や渇水の極端な災害が待ち受けているのです。
春の山さらいと植林、水道(みずみち)は決して手を緩めてはなりませんね。
住宅地近くの田畑では野焼きもできず困ったと、田畑での野焼きには翌年繁殖するであろう害虫の駆除を担っています。
灰は田畑の消毒と肥料、しかし、臭い・煙いと苦情が多く諦めますと大量の農薬を使用せねばなりません、それは皆さんの口に入るのは当然、やがて川を汚染し化学薬品を多く含む結果が見えてきませんか。
そうそう、除草剤を使わないところの蓬を採取し、部屋の邪気や魔物が入らないように使います、とくに葬儀の際よく使われていたのですが近頃、線香も焚かないようですから。。。
境内地の蓬、食べるだけではなく、四十九日法要は勿論のこと回忌の際今も使っています。
できるだけ祥月命日にも使えるよう、少しずつ増やし採取。
青梅市の山火事は鎮火したようです、栃木の山火事も早く鎮火いたしますように。
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