灌仏会(花まつり)
お釈迦様のお誕生日たくさんのお花を飾るのは、お釈迦様が誕生され七歩あるかれたその足跡から蓮華の花が咲き、さらに周囲の草花が咲き多くの動物が集まり祝福し、集まってきた事が伝承されています。
お生まれになったお釈迦様を、梵天と帝釈天が受け止め、竜王がお釈迦様へ甘露水を注いで清められました。
お釈迦様のお母様マーヤ妃がある日不思議な夢を見ました。
突然白い象が天から降りてきて、右脇腹に入り「人々をお救いになる、偉大な王子が生まれる」というお告げの夢だったのです。
白い象が置かれたり、描かれるのは尊い方を乗せる乗り物(象)とされていることからです、真伝不動明王寺の交通安全ステッカーへも象が描かれ、あなたが乗っている車は「尊い命」を運んでいます、無謀な運転はやめましょうね。
「筍」「そら豆」「独活」を供えました。
筍は仏影蔬(ぶつえいそ)土の中から空へ向かい成長することから、誕生仏のお姿に似ていることから。
そら豆は別名「仏豆」といわれ、さやの先が天に向かって伸びることから。
独活は天上天下唯我独尊に通じることから、精進料理に使われます。
時が明けた頃、緊急搬送された方がカテーテル手術をされ、ご祈願をさせていただき東の空が明けはじめ、無事に終えられたご様子。
甘茶をお釈迦様へそそぐ行為に、心の垢を除いて清らかな心を得ようとする私たちの意思と願いを表しているようです。
甘茶をいただき家族の延命長寿、残ったものは屋敷近くへ撒き虫除け・蛇避けとして使われるようです。
また、料理や飲み物へ混ぜ、砂糖の代わりに使うこともできます、飲み慣れない方は薄めがよいでしょう。
お供物も届いております、共に祝福させていただきました。
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