まもなく
9月17日結縁灌頂まで、まもなくです。
灌頂とは、文字の如く頭頂へ水を濯ぎかける儀式です。
灌頂には様々な種類があるのですが、よく知られているのが結縁灌頂・受明灌頂・伝法灌頂の三つでしょうか。
この内の結縁灌頂は在家の方々でも受けることができる灌頂なのが特徴です。
曼荼羅に金剛界と胎蔵界があり、今回は金剛界の仏様と縁を結ぶというものです。
私がはじめて入壇したのが昭和の終わりころ、ひょんなことから縁をいただいたのが胎蔵界結縁灌頂、ささくれだっていたあのころ耳にした御真言は心地よく感じました。
しばらくして信徒と共に金剛界結縁灌頂入壇のご縁、しかし、私一人が受けることができず、あの日のことが今でも思い出されます。
仏様との縁を知る、当寺にて開山より願っておりました結縁灌頂の儀式を行えるまでの長い道のり、多くの方々と歩んできました。
誰もが尊い命、自らが仏の子であるということを知れば、自信と責任を持って生きていくことができるのではないでしょうか。
人生で一度きりではなく、なん回受けられてもよいのです、仏様とのご縁を確認する機会ですから。
前回は千手観音様とのご縁をいただき、心の中で(あ〜やはり)と思うとともに感涙。
毎月、自分の生日になりますと、ご縁の千手観音様へローソクを供えております。
難儀することが多いなか、いつの間にか道が開けていく、機会がございましたら、是非、経験してみてください。
まもなく金剛界結縁灌頂、ご予約の皆様どうぞ道中安全にておいで下さい。
※本年、鐘楼が建立されました、この鐘の縁起をご参拝者へお知らせ致す「縁起板」を調えたく、広く善行功徳の喜捨をお願い致します。
和慧プロジェクト 前田和慧までお申し込み下さい
合掌
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