こよなく
強い風雨にさらされながらも逞しく咲く桜
いずれ齢を重ね、旅立つ時が来ても季節が巡り時がくれば、植えた私がいなくとも咲いてくれることでしょう。
私は常々願うのは、私を慕ってくださることは勿体ないことです、しかし、人には寿命があり私が旅立つと落胆し悲しみを与えるとすれば、それは私の大きな罪となります。
仏に仕えるものが仏より前に出過ぎ、皆様方の仏道の邪魔をしていることになるからです。
人間信仰は一代で終わるもの、仏の教えは私がたとえいなくなっても不変です、仏の前では共に肩を並べ切磋琢磨し、生きながら仏となり不変の安心を学びたいと思う次第です。
私を信じるのではなく、お不動様の教えを学んでいただきたい、ご本尊様からすれば私は一人の行者に過ぎません。
今朝の勤行をいつもより早く、三時から座りご本尊様ならばどのようにお考えなされるか。
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