囁き
壇越または檀那と申しまして、ご自身や御一家を御守護してくださる、御本尊はじめ諸佛菩薩への特別なお供物を調えられる方々を壇越・檀那といいます。
お正月の調え檀那
一年間の新米供・餅米 米檀那
小豆檀那・黒豆檀那・大豆檀那・柿檀那・昆布檀那・寿留芽檀那・塩檀那・橙檀那・酒檀那(浄酒)・藁檀那・麦檀那・胡麻檀那・蜜檀那・五穀檀那・壇木・乳木檀那・壇上花檀那・壇線檀那・香檀那・花檀那・奉書含紙檀那さん方々が居られます。
門松檀那
竹檀那(奉納竹)・松檀那・梅檀那・葉牡丹檀那・麻檀那方々が居られます。
何年も続けられあるいは代々続けられておられる、皆様方のお幸せを願い率先して檀那をされるご縁、幸せなときばかりではなくご当家の苦しく辛い試練のときも変わりなく、御本尊様と共に歩まれる尊い檀那方々により支えられております。
行事毎の檀那も居られます、毎年、毎年続けることの中でお護りいただいておられる信徒方々。
また、護慈参道を続け縁の下を支えてくださる方々、有難いことです。
修正会三日間護摩修法を執行、写真左下をご覧ください。
壇木・乳木が置かれており、護摩修法に必要で大切な木です、一座毎に調え修法そこへ添えられる皆様方の願意が記される「添え護摩木」、実は壇木・乳木檀那がいてこそ修法できます。
伐採した木の皮を剥き、コツコツ割りながら、全て手作業を進めるもビニールハウスでは限界があります。
順次に細かく、南側の縁台にて干し、長さ・太さを揃え紐で括り一座毎に纏めます、おおよそ二座分です。
修行僧が護摩の段階に進めば一日三座、本来であればここから教えたいところでしたが行に専念させたい阿闍梨の意向もあり、私を筆頭に順調よく進めば追われる護摩木作りを手伝ってくれる信徒さん、簡単そうでなかなか手強い作務。
保管場所がビニールハウス、破れ雨漏りが!!
急遽の対策、冬が来れば積雪に耐えられないと判断、今後の境内地景観も加味し
床は無いけれど護摩木小屋を完成させていただきました。
護摩修法するための護摩檀那を、年単位でお願いできれば、修法を続けられます。
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