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供物を調え

小麦の穂をいただきました。

これをひとつずつ千切実をほぐし

殻などを風で飛ばし

ここまでくれば、もうひと息。

よく干し、もう一皮脱がせます「裸麦」ひとり作業をコツコツ….

これは本尊護摩供のひとつ、皆様方の願いが叶うよう丁寧に仕上げてまいります。

その片方では「黒小豆」もお日さまのパワーを借り、やはり丁寧に。。。

夕方、こんどは一粒ずつ虫喰いがないか、欠けていないかをジッと豆を見つめます。

先日、少し目が見えづらいことを気遣ってくださる方からの贈物をいただき、あれこれを試しております。

これを行なっていると亡き祖母が「自分が食べるとき、石やゴミがついていたら嫌じゃろう。豆に罪なし、相手が喜んでくれるよう面倒でも手抜きをせぬよう。」秋の収穫を終えた小豆を丸いちゃぶ台へのせ、コロコロ転がし選別をするのも子供の仕事でした。

懐かしいなぁと祖母の顔を思い出し、身体で覚えた手作業と「前田さん家の小豆はいつも特等だねぇ」のお褒めの言葉、子供心ながらも誇りのような嬉しさが蘇ってきました。

昨日、長野県より届けられた林檎、立派な「名月」早々御本尊様とコイタロウ父さんご一家の御先祖様へ供えさせていただき、13日となっておりテラの月命日そして名月は私にとり特別な思い出深い銘柄の林檎、覚えていてくださったのでしょうか。

林檎大好きな動物さん達へも、美味しいおすそ分けをさせていただきました、ありがとうございます。

3時のおやつに寺内一同「うんまい!!」でした。

今日も、いい日やった。

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