平和

あちらこちらの県が休業要請を出しはじめ、ストレスや不便が見えてくる。

平和というのは誰かの支えの上にあり、そこへ感謝を忘れ当たり前になると崩れやすく儚いものなのです。

誰かが誰かのために支えあっている、人間だけではなく草木も動物や鳥たち、そこに感謝があって生まれる平和、有り難い縁により生まれる。

自粛するようにの陰で、デモがあったり、規制策を乗り越えての魚釣り….感謝を忘れたかのような人々、命を救うためどれほどの尊い命を危険に追いやっているのか、もう一度自らに問うてみたい。

やっとお薬師様への祈願お申し込み方々へ、橙色のお地蔵さまマスクを順次手掛け、送付し始めました。

厄受け地蔵さまと八枚羽の風車、風車は病を飛ばす縁起物、それをひと針ずつ願いを込め背守り風に仕立て上げました。

私たちは生まれてこのかた、いや一生涯自分の背中を見ることなしに命を終えます。

目が行き届かない事から隙があり魔が入り易い、着物の後ろには縫目がありますが赤ん坊や幼子の着物に背縫いはありません、そのことから病や魔物が入りやすいく、それをくい止め神様や仏様にお守りいただくための縫い目「背守り」

四月八日お釈迦様のお誕生日、お薬師様のご縁日、厄受け地蔵のお姿、そして縫い止め本尊不動明王様のご加護を賜りますよう祈り、徳業のお印としてマスクと共に作らせていただきました。

風車の布は、カバンや財布、あるいは子供の持ち物、病人の枕下へ入れてもよいです。

糸が切れた場合、お寺へ戻してくださいね。

感謝の心が支える平和、一日も早い終息を日々念じております。

関東はこれからの雨量にお気をつけ下さいませ。