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灯り

ひと月の業を焼き尽くし、心を清め新しい月を迎える不動護摩を修法いたしました。

外気温は体温を超え、護摩を修める阿闍梨の手は火よりわずか数センチ、恐れることなく怯むことなく命懸けといっても過言ではありません。

願いには代償がつきもの、阿闍梨の行そのものを修める、ありがたいことです。

真っ白な迎え提灯と華やかな送り火、どちらも胴がふんわり、お家へ帰り皆さんがお布団に入られ寝られ一日の疲れを癒すように、ご先祖様がお休みするところがふんわりの中。

毎年、15日の境内地の夜は、優しい灯りの花道がつくられ、お送りいただいた好物・この世のお話などを手土産に戻られます。

浄土へ戻られるときもお寂しくないように、華やかなふんわりした蓮灯でお見送り、本日は送り火の蓮灯を形を御本尊様へご報告に供えさせていただきました。

ふんわりふんわり、今年の蓮灯はお浄土より艱難辛苦の現世をお見守りいただけるよう、お申し込みいただければおつくりいたします。

追加は勿論、新しくお申し込みをお待ちいたしております、ひとつづつ手作りのためお早めにお願い申し上げます。

特に憑き物をお気になさる方は、施餓鬼のひとつとして添え供えてくださればよろしいかと思います。

昨今、奇妙な事件も多く巻き込まれないよう、餓鬼への供養にもなります。

暑い日が続きます、くれぐれにもご自愛くださいませ。

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