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温故知新

日暮れどき諸用があり山を降りようするも雨が降りだし、夜の運転があやしい年頃ですから親しい知人へ運転をお願いしました。

15分ほどで到着、来たかもしれないと事務方を呼び待てども車が見えない、夜風は冷たく外は暮れていく

電話確認をしたところ、相手は玄関口で待っているとのこと、言葉のすれ違いがありお互いが待っていた(汗

待っている間、奉納されたよだれ掛け(前掛け)の話をしました、お地蔵様と閻魔様のことは以前しましたね。

お地蔵様は子供の守り仏と言われるのは、賽の河原の物語にあるよう幼子が親元を離れ寂しく泣きつづけ、父母に会いたいが為石を積むけれど鬼が現れ崩してしまい、積んでも積んでも壊される….

哀れに思いお地蔵様が抱き上げお救いくださる、親は尊いお地蔵様へ子供らへの願いを込めよだれ掛けを奉納するようになりました。

また、子供が生まれたときは健やかな成長を願い、病あれば無病息災を願い風車と前掛けを奉納、親心として仏へできることをされてきたのですね。

不思議なことに仏さまは見てござる、今年もあと暦一枚。

今月も前掛けを納めようと今から準備をしております、これは事務方も同じく続けており車を待つ間「お陰様ですね」と手を合わせるも、なかなか車が来ず真っ暗な夜道を二人で降り、寒いのですが三十年余り紆余曲折のなかを過ごし、こうしてひさ方に歩く道が暖かく新鮮な気に包まれながら迎えの車が来る方向へ歩いた。

明日は幸せの筋肉痛が待っているかも(*^^*)

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