動物園の話
久しぶりに娘と昔話をしました
職場で競馬好きの方から「競馬はやらないの?」我が家は賭け事が好きな者はいないのです、でも競馬場には行ったことありますと。
何歳くらいのとき?
45年くらい前ですから2、3歳になるかしら、「えっ?!そんな小さいときですか」驚いたようです。
子育て真っ最中の多忙なとき、舅が「疲れているだろうから孫守りをしてやるから、弁当を作ってくれ、ついでに電車に乗せて動物園に連れていくから小遣いを少しくれればいい」有り難くお願いをしました。
夕暮れになってもなかなか姿が見えず、駅まで迎えにいくと娘は上機嫌、舅は疲れた様子。
夕飯が終わり「動物園は楽しかった?」「うん、おうまさんがいっぱい、パッカパッカ走っていたよ♪」「他にどんな動物さんがいたのかな、キリンさんやゾウさんも見たの?」四つん這いになりお馬さんの真似をし、すくっと立ち上がり両手をバンザイしながら手をヒラヒラさせ「おじいちゃんが白い紙をパァーとしたよ」よく分からなかったのですが姑の目がお爺さんを睨んでいました(笑
「なぁ、お馬さんも動物だから嘘じゃない、また行こうな」お爺さんは孫が可愛くて、本当に優しかったです。
それからは私から「おじいさん、素敵な馬の写真を写してきてね」お弁当と写真代を4、5回渡した記憶があり、何故かピタッと行かなくなり魚釣りやイナゴ取りへ行くようになったのです。
娘と舅はとても仲良しなんでも教えてくれ、いつも七輪を二人で囲み笑っていました、私は感謝の言葉しか今でも見つかりません、よい回向話に娘を呼ぶ声が耳元で聞こえ、笑顔が思い出されます。
閻魔様へ優しい香りのお茶を召し上がっていただきました。
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