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動かない支援もある

日々増す被災区域、あの信徒さんこの信徒さん….お顔が浮かび手分けをして安否確認を急ぐ。

信徒さんには、様々な職につかれておられる、ご自身のご家族が被災されているにも関わらず現地で踏ん張る、一日も早く復旧してあげたい一心、上下水はじめ電気やガス、医療関係者、自治体の方々、勿論、被災地のお寺の方々も頑張っておられる。

暑いだろうなぁ、喉が渇いているだろうなぁ、寝られないだろうなぁ…..張り裂けそうな思いでいっぱい。。。

今、何ができるのか、その答えは「動かない支援」です、現地を知らないものが助けたい一心で動くことが被災地にとって迷惑な時期があること、東日本大地震で学んだことです。

一般のものが他県から行くほど、救済の邪魔になること二次災害者となる可能性があります。

そして、被災地から学ばなければなりません、明日は私達が被災するかもしれないのです。

専門職へ任せ、後方支援のタイミングを計り、行動をおこす。

今は被災地付近の信徒さんの声聞き神仏へ願います、九州から数十メートルしか離れていないところで2名の方が亡くなられたとのこと、愛媛の川沿いに住まわれ水があと数メートルまで増水。

数年前の土砂崩れが真横で起こった際、少難ですみその教訓を活かし早めの避難をされた方。

横浜から手伝いの手を開けておきますのメール、サランラップや洗剤・紙コップを届けに来てくれた方。。。

また、阿闍梨さんは袈裟縫を教えてくださった関西の寺へ向かわれ、徳島県からいつも応援に来てくださるお寺も頑張っていらっしゃる、愛媛県の北川大先達と信徒の方々とも連絡が取れこちらから心配する先に心配くださり、ありがたいことです。

行の仲間というのは、本当に心強い言葉をたくさん掛けてくださり、こちらも負けじと頑張る勇気が湧いてきます。

岐阜県も被災地の県、空手の師範であった亡き元役員の家近くも氾濫し、連絡したところ「住職、私達は大丈夫それよりも皆さんを助けてあげてください、主人がいたらきっとそう言います。」大丈夫ではないのですが、早めの避難をされ難を逃れたようです。

家族よりもお寺を第一に考えてくださった歴代の役員、今もきっと元役員方々はお寺を案じてくださり、メールや電話をくださり「声をかけてください!スタンバイしておきます!」こちらも心強い言葉をかけてくださりありがたいことです。

北海道の遠軽にお住いの方も心配、札幌の方々も、九州や対馬のお母さん、沖縄へ引っ越されたご一家。。。

オーーーイ!!

みんな、乗り越えるよ!!

踏ん張ろうよ!

空に向かって叫んだ…きっと大丈夫、頑張れる!!

地元関市は隣町、上之保には梨を送ってくださる通称「梨爺さん」大丈夫かなぁ〜

「地蔵盆まつりは人の為ならずして人の為」

お盆が近くなると咲くから「盆花」と呼ばれていますが「花魁草」、何年かすると真伝にしかない模様になるかと楽しみですね。

毎晩ひとつずつ丁寧に仕立てているお地蔵様への「添花」、こちらは「添花提灯」

きっとお地蔵様やご先祖さまが楽しんでくださり、供養や願いをされた方のお名前を読んでくださると。

善い行いを手向けることから御回向、追善回向。

境内地いっぱいの添花と、当日まで秘密のうふふっ♪

すぐにできないことはたくさんあるけれど、今すぐできること「思いやり」を持った瞬間から、あなたも優しい「ほとけ」さまとなれます。

たんこぶも引っ込んだので、明日は太陽色の免許更新へ行ってきます。

※ご報告 ばぁーばさんから元気だよ、もうすぐ退院するよ〜ちて電話がありまちたbyテラ

九州のやす子しゃん、雨の日のおちごと自転車坂道、気をちけてねbyテラ

板山のおばちゃん、いろいろありがとうでちbyテラ

今日もいい日

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