早くてもいい七草粥
春の七草「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」です。
歳神さまが6日の夜、おせちの空重へ元旦より、その家その人に見合った幸せを詰めて行かれる、ですからこの期間は特に悪口・愚痴・喧嘩をしてはいけないと教えられてきました。
6日の夜七草を洗いアクを抜いた水へ、指先をつけ洗い本年初めての爪切り、怪我や病にならないという話が伝えられています。
1月7日は人日といいご節句のひとつ、1年間の無病息災を願って食べる『七草粥』に使う野草を七草とよびます。
非日常のお正月、平生よりちょっと豪華なお食事で胃腸の弱るころ、温かい七草粥を食べ胃腸を労りましょう。
何しろ胃腸が冷えると風邪を引きやすい、胃腸風邪といわれるくらいですから、お腹の中から温めると健康で長寿になると。
本日「早目に御本尊様へお供えにきました」と、ご一家で届けてくださいました。
今年もコロナウィルス拡大もあり、寺内も自粛中とはいえ法要にかわりなく勤めさせていただいております。
お山は雪や凍てつきのため野菜はありがたいです、雪のしたから掘り出した白菜と赤大根を群馬から届きました。
七草を待たず早目にお粥をつくられ、胃腸や肺を保護しウィルスに負けない身体をつくっておきましょう。
また、小豆粥・茶粥など穀類の七種粥というのも古くから伝えられております、盲信するのも如何と思いますが人事を尽くし、神仏にお任せする。
名医は医術と仁術を兼ね備えているとも聞きます、仰ぎ信じるものを持っていると心丈夫。
早くても遅くてもよい今年の七草、眉間の縦皺をゆるり緩め笑顔でいてくださいね。
護慈の方々と修正会ご参拝予定が自粛のためご協力いただき、有難うございました。
明日、郵送いたします、尚、業厄払いご案内も明日発送いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。
来週末には「七草大寒波」と名がついた冷え込み、乾燥と気温差にくれぐれにもお気をつけくださいね。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。