怪しい月とテラ
昨夜、空を見上げると怪しい雲のなかに月が照る
今夜も寝られない予感が走った
日中のテラも、落ち着きがなくウロウロ倉庫と外を行ったり来たり
嫌な予感が的中。
それは夜中の二時、テラの様子が急変!
起き上がれない、立ち上がれない。。。
呼吸が荒く、瞳が空を切る
自尊心の高いテラは、自分の現状が受け入れられず益々喘ぎ、呼吸が辛そうでした。
気道を確保しながら、心臓のリズムを整え硬直し始めた足をさする、ゆっくり…ゆっくりと。
少し落ち着いた時を見計らい、ご本尊様とお地蔵様へ早めのお勤めをさせていただき、テラのところへ戻りました。
膝枕をしながら御真言を唱えると、硬直した足が柔らかくなり、自分のベットから降りたがります。
25キロの体重を支えるのには、並大抵じゃないことを察知したのか、後ろ足を引きずり自ら転げ落ちるように降りて出口に向かいます。
もう、環境の悪いこの部屋には戻りたくない、強い意志を感じさせる歩き方で細長〜い倉庫の奥から、へたり込んだり、這ったりしながら「テラ号」へと必死に歩くのです。
車のドアを開けると、飼い主に負担をかけまいと前足を荷台にかけるが後ろ足が腰から砕け落ちるように崩れ、抱きかかえやっといつもの定位置へ乗り込みホッとするテラ。
この車に乗れば大好きな川や草原に連れて行ってもらえる、そう信じているテラ。
夜が明けて、粗相した体を拭き綺麗になったらグッスリ眠るテラ、いつエンジンがかかるかを待っているように耳だけはピーンと立てている。
今日の天気は「晴れ」気温上昇中、氷柱を3本立て外から扇風機を回し、もっとお日様が上に登ったらエンジンを付けてあげよう。
浄土の入り口が見えてきたのでしばらくは、車中泊も付き合ってあげようと思う。
そうそう、ひと月早く蓮が咲き、今朝方、はじめて「白蓮」が開花。
お寺で、はじめて蓮が咲いたのは7月18日、私の誕生日でした。
そして、テラの大きな変化があった今朝、閻魔さんからしばしお暇をいただいた19日、白蓮が咲くとは。。。
なんとも不思議なご縁だね、今日もきっといい日に違いない。
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