熊除け結界液
山へ住むということは、獣をはじめ様々なものと共存しなければなりません。
人が通る道・獣道・電波の通る道など、それぞれ複雑に絡み合い生きています。
また、どの道にもルール違反するものも現れては消える、縄張りは占有を示す目印。
国には国境、神仏と俗の結界、唐物のマーキング、男子禁制・女人禁制、縄張りをして防衛をする、ここから入らないでねとの意思表示です。
山と人が住む縄張りが「里山」、仏と俗の結界、それぞれの境がハッキリすることはとても重要です。
熊・猪・猿・鹿など問題になっており、考えるに里山という結界が消えてしまい、共存破りがお互いに増加してきたのですね。
さて、猪は冬眠しません、餌も不足してくれば荒らし放題になるため、結界用液体を発酵させ「ここは入ってはいけない」の目印を準備中。
今の所、この辺りには熊はおりませんが遠くの山と繋がっているので、油断はできません。
最強の結界液を仕込みました、レシピと材料を渡し仕込んでくれたサムさん、これがうまくいけば熊も人も死ななければいいかなと期待をする試作です。
今日はやっちゃんとひとちゃんが草取りと私が使用していた仏具を磨いてくださいました、2009年の新聞に包まれた仏具、自仏密壇をつくろうと思います。
さて、荷物移動もようやく半分片付き、これからスピードアップ。
ものの怪除けを作る為の結界を張らなければなりません、15日・18日の座談テーマ「結界」にしましょう。
コメント ( 2 )
トラックバックは利用できません。
こんにちは。材料は何を使っているんですか?
すんごく臭うのかなぁ(^^;)
座敷オヤジさん こんにちは 今は材料の詳細は書けませんが猪には「にんにく・唐辛子・ホワイトリカー」これを三年くらい寝かせたもの、細い丈のふた節の下を削ぎ切り、天の節を残し周囲の上を小さなドリルで穴を開け、そこへ液を半分くらい入れ土に打ち込みます。気温が上がれば蒸発しカプサイシンが鼻につくようです、にんにくはとろみをつけ乾燥を防ぎ最後は自然に戻る。熊用はにんにく抜き、匂いはきっと山火事の香りに似ていると思います、キャッチすれば山火事と勘違いし、体の中が暑く感じるかも。調合してくれたサムさん涙と鼻水がしばらく止まらず(笑 これは効果あるかもって言っていました。