経験
頭で覚えること、身体で覚えること、いずれも大切なことです。
昨夜は「月と祈り」第一回目を行いました。
真伝の美しい夜から朝までを体験していただくことと、災害が増えたなかで自らが動き、人々の役に立てることができないか模索中のひとつ、テントを一人で立てそのなかで一夜を過ごす、非日常の中から気づくことがないだろうか。
経験することはとても心強いです。
私以外はテントのテも知らない未経験者、助け合わないことがルール、助けてもらった分だけ身につかない、ギブアップを簡単にしないこと、手伝ってもらうのであれば相手の手を止めないこと。
テントが6張りしかなく、6名で締め切りました。
まず、それぞれにテントを張る場所を自分で決める、説明書を見ながら立てる。
キャンプではないので、各自夕食を持参、風呂も更衣室もありません。
真っ暗な境内地のテントに明かりが灯る
やがて曇って諦めていたお月さんも微笑み、テントの中からパチリ
パラリとしたものの、その後快晴の夜空
そして朝の祈りへ全員遅れることなく参加、行者と共に1時間たっぷりお祈りした後、お粥を頂戴しました。
テントの撤収の仕方など、これも一人で行っていただきました。
そして白装束縫い、敷き布団の作り方(本棉)、袈裟作りとそれぞれ夕方四時まで頑張っていらっしゃいました。
第二回、第三回と続けられたらと、その後、火の熾し方などへ進めていければと考えております。
休憩時間には、進んで善行の草取りや清掃を汗を流しながらされておられました。
また、晒しやティッシュ、尸羅のメンバーより送料にとお気遣いをいただき、大切に使わせていただきます、ありがとうございます。
乾燥肌へとのお気遣いもあったと聞きました、ありがとうございます。
案じつつも、工事の邪魔にならないよう時を待ち、復興の道が開かれますよう、お元気と共に願っております。
合掌
コメント ( 2 )
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こんばんは。
テントで生活を実際にやると、気づくことがあったのではないでしょうか!
私が小さなころよりは、かなり改善されているものの、やはり蒸し暑く寝苦しかったのでは、私も何度か真夏に車上にて寝ましたが、エンジンの音が気になり止めると暑く、窓を開けると蚊が入り、普段の生活がどんなに素晴らしいかを実感しました。
普通がどんなに素晴らしいか、それは無くなって始めて気づかされる。
今度は、原油ですか!いよいよですか。
広島の島 小松さん こんばんは もしも、被災した場合誰かが声をあげ行動すれば、落胆の中にありながら勇気と元気が芽生えます。長引けば犯罪が発生する確率も多く、未然に防ぐことが望ましいです。文句を言ってクレームをつける暇より、力を合わせ復興するが最優先。真夏に車中泊はしてはいけませんね、置かれている現状でベストは何か。あるもので工夫をする、この度は一日がとても長く皆さん早起きでした(笑 原油となれば更に深刻です、原発なしでは国民の生活が成り行かないかと。いつか来る燃料の変換時期、電気自動車が当たり前になれば原発なしでは移動も工場も稼働しないですから。原油という兵糧攻めが始まったばかり。。。