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音の年

思い出してください、今年の霊母は音のでした

大地の響き、活動期に入り注意を促してきました、さらに新たな紛争が始まりそうな気配

食糧難の前では貨幣の価値は下がり、物価は上昇傾向にあります。

こんな時勢、飢饉のときある二つの村の話が思い出されます。

翌年作付けするタネをそれぞれ持っていました、蓄えていた食料が底をつきかけた時のこと

Aの村ではどうせ死ぬんだったら、来年のことなんかより今たらふく食べ死んだ方がマシという考え

Bの村も同じ境遇でしたが村長は村人を集め、とくに飢饉を経験し生き延びた年寄りの話を聞き、枯れ始めた木の根の食べ方、土団子の作り方、病に効く木の話などたくさん教え、みんなで窮地を乗り越える準備をはじめたのです。

厳しい冬のある日、村長はひと握りづつの種を村人全員に平等に分け与え「食べてしまい獣になるか、次の世代へ繋ぐかは皆に任せよう」

村人全員が話し合い、五粒づつ村長へ渡しもやしを作りました

植物に限らず、成長していく姿は植える苦しみを超え、楽しみとなりやがて収穫し、その中から丈夫そうな苗を畑へ植え次への楽しみへ。

やがて春がきて持っていた種を蒔き、たくさんの作物が得られ豊かな暮らしをしました。

欲も大切、自分さえよければと獣のような少欲より、みんながよくなるための大欲を持ちなさいと。

 

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