虚し
先日のこと、縁側説法は相談の場ではなく、その話から何かに気づいていただければ….
そんなことも含め自利利他、盥の水について話させていただいた。
しかし、話を終えたばかりのとき「病は治るか聞きたい」、前回も同じ問い…..、誰しもが苦しみの中にあれば藁にもすがりたくなるのも人情、私は医者ではないので病は治せません。
ご本人が病が癒えるよう願うのであり、私はそのご本人の後ろから支えることができればと、願うご本人が望まなく答えだけを求め、治せないと答えればたちまちに偽物と…困ったものです。
挙げ句の果てに親の遺骨を持ち歩き、まるで捨て場所を探しているような感を覚え、それに近いお話もさせていただいた。
伝わらないということは、そのときではないのでしょうね。
空が明ける美しさ、今日という日は二度と戻らない….
昨夜の二つの夢、ひとつは背中や腰が痛い人のこと、そしてテラの夢。
フルカラーで見る夢はいつも鮮明に覚え、五感の全てを感じるのです、音・情景・季節・香り・感覚・味覚などとてもリアルなものです。
そんなとき、いつも空を見上げ「あるがまま」の自分に戻す、今の季節の空は澄み渡りいつまでも見ていたい気持ちになりますね。
お寺のブログを担当していてくれる方が撮影した「空」夜明けも美しく、今夜の夜空に輝く星々….
今年、宇宙を旅する「はやぶさ」のお話をちょっとだけ聞かせていただき、なんだかとても嬉しくて空を見上げる回数が増えたように思います。
青い吐息の一日でした。
コメント ( 2 )
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こんにちは
青く遠く澄んだ空。私も大好きな風景です。特にこちらのオホーツクブルーの空も。
吸い込まれそうなくらい青く深い空を見ていると、しばし時を忘れるくらい。
ふと気付くと、どれくらいの時間、空を眺めていたのだろうと。
すてきな風景なのに、その真っ青な空を見るひとときは、何故か私の心には物悲しく映るときもある。理由はよくわからないのだけれど・・・。
空。声は聞こえなくとも、心にいろいろなことを語りかけてくれる不思議でありがたい景色です。
もし、切なくなったら、ゆっくりと深呼吸をしてみようと思います。
大寒を過ぎた北国の日曜日。雲間に青い空が見えています。
岐阜の空とつながっていることを思いながら書いています。
皆さまのご健康と幸せを祈ります。
まことさん こんばんは 澄んだ青空が物悲しく…あの宇宙が故郷、かぐや姫の気持ちに似ているのかもしれませんね。どこにいても繋がっている空、今夜も星が綺麗です。